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「羽生結弦」のすごいところを真面目に検証してみた

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2018年時点で23歳という若さで、日本どころか世界的スケーターとなった羽生結弦選手。

特に女性を中心に爆発的な人気を得ていることは皆さんご存知の通り。

 

そして、彼のファンや憧れの意識を持つ人が多いのは、裏付けされた理由があるからだろう。

正直、スポーツは大好きだがフィギュアスケートの知識は乏しいボク。

そんな中でも、彼の言動から「すごいところ」を導き出してお伝えしたい。

 

まず、前提として・・・上記でもお伝えしたように、世界的スケーターでありながら、羽生結弦選手はまだ20代の若者であるということ。これだけ頭の片隅に置いたままご覧ください。

 

責任感 

 

羽生選手は正式にはプロスケーターという立ち位置ではない。

しかし多くの方が認識している通り、取り組み方考え方は「プロ」そのものである。

 

羽生選手は「ANA」に所属している。これは一般的に言うスポンサー企業との見方とは若干異なるようで、羽生選手のマネジメント全てを「ANA」が担っているという見方になる。

言わば、「ANA」の看板がある以上責任ある振る舞いが求められるところだが、羽生選手の言葉の選び方、言動は大人であり、企業イメージは伸びるばかりではないだろうか。

筆者の20歳代の時とは比べ物にはならないほど・・・(笑)

 

記憶にも新しいGP中国大会での事前練習で、中国「エンカン」選手との衝突事故。

しかし、怪我の中でも周囲の制止を振り切り強行出場。

何が何でも目的を達成するという意識が働いたのであろう。

 

「足を運んでくれたファン」「自分の目的」「日本で応援してくれている人」「サポートしてもらえている所属先」などなど。

様々な要素が絡まり出場を果たしたと思うが、その根底には彼なりの強い責任感があったのではないだろうか。

 

また、東北大震災での被災者でもある。

自分だけでなく、多くの人の苦しみを見てきた彼だからこそ、自分ができることをして多くの人を笑顔にしたいという「強い信念」が彼を動かしているのかもしれない。

 

強すぎる向上意欲

 

羽生選手はソチオリンピックで金メダルを獲得した。

 

ソチオリンピックのままの実力であれば、今後も世界ナンバーワンスケーターとして名を上げていくことは間違いなさそうであった。

しかし羽生選手は止まることをしない。

常に成長することを意識している。

 

 

2015GPファイナルで世界最高得点の快挙。

これを達成したのも、演技構成等を誰も成し遂げたことのないような領域へチャレンジしたからこそ。

「自分で限界を作らない」彼の思考がこの記録を打ち出したのであろう。

そして2018年シーズンでは4回転&トリプルアクセルという前代未聞のチャレンジもしている。

 

視野の広さ/優しさ

 

試合会場の羽生選手の振る舞いにも凄さが溢れている。

 

上記記載したGPファイナルでの話。

ショートプログラムで110.85の世界最高得点樹立で会場が大歓声に包まれる中、

羽生選手はガッツポーズで喜びを表現したら、視線は次に滑る「ハビエル・フェルナンデス」選手へ・・・

会場が長い間、大歓声に包まれていたことを懸念した羽生選手は、鼻に人差し指を当て静寂を求めるポーズをとった。

間違いなく他の選手に対する敬意の表れであり、フェアプレー精神が垣間見れた瞬間である。

 

自分にとってとても嬉しい出来事が起これば、正気でいられなくなる気持ちになるのは当然のことだろう。

羽生選手の場合は、感情を大きく動かされる場面でも心から喜びながらでも頭は冷静で視野が広い。

ハートは熱く、頭は冷静なのです。

 

そんな彼は機転の利いたアクションで多くの人に好印象を与えた。

 

人を素直に尊敬する

 

羽生選手が兼ねてから憧れていると明言していた、ロシアの「エフゲニー・プルシェンコ」選手。

皇帝とも言われて、世界王者としても君臨していた。

ボクも非常に好きな選手で、2006年トリノオリンピックでのエキシビションで、バイオリニスト「エドウィンマートン」と共に演じたプログラムは未だかつてないほど感動した思い出がある。

 

そんなビッグネームを憧れとし、髪型まで真似してきた羽生選手。

いつしか実力をつけてきて、プルシェンコ選手にも気づかれる存在になった。

 

そして、羽生選手の取り組みや実績を見てきたプルシェンコは、「僕を越えればユズルの時代だ!」と声をかけたようです。

そして、そんな関わりを続けている中でのプルシェンコ選手のインタビューでは、

「私は彼のヒーローだったかもしれないが、今は彼が私のヒーローになっている」と話しました。

この言葉は羽生選手に取っても心強く、自信になったことだろう。

 

人を認めていくことは自分の成長にもつながり、やがて自分も認められる存在になるという物を見事に体現した出来事であった。

 

無駄なプライドがない

 

羽生選手はテレビ出演においても、様々なリクエストにすべて答えていたように見える。

プログラムの振り付けをここでやってくれという、少し嫌なリクエストも笑顔でこなす。

まさに無駄なプライドがなく、人を喜ばすために全力であることが見える。

 

変にプライドが強ければ、それが見えてバッシングする人も出てくる可能性もあるが、羽生選手にはそれがない。

もちろん、フィギュアスケートに対してのプライドは誰にも負けないだろう。

おそらく、敵を作らない処世術を若くして持っているのかもしれない。

 

信念の強さ

 

上記でも軽く触れたが、羽生選手は東北大震災の被災者でもある。

 

皆が生活で苦労している中、自分はスケートをしてていいのかという葛藤。

カナダトロントに練習拠点を移す中、仙台を離れるという後ろめたさ。

自分は裏切り者ではないのか?と自問する日々。

 

自分ももちろん苦しいのに、他の人に対する配慮。

でも彼は自分のために、他の被災者のために前に進む。

そんな苦しい過去の出来事、そして被災した方々を笑顔にしたいという強い信念。

 

被災地でのチャリティーショーを開催するなどの立派な行動もある。

彼を常に動かしている根底にはこのような思いがあることは間違いないだろう。

 

まとめ

 

羽生選手のことはとてもよく知っているわけではないが、客観的に見て気づいたことを書いてみた。

ボクは年齢からみても羽生選手よりは1回り以上も上だが、彼から学ぶことは非常に多く、気づかされることも多い。

やはり、人を惹きつける人間は何かが違うなと感じましたね!

これからも応援します!

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