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2021年の空手オリンピック日本代表候補・注目選手は?

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今回のテーマは、2021年の東京オリンピックに正式種目となった「空手道」。

 

筆者の記事の中では比較的人気のスポーツ記事が「空手」にまつわる記事。

2021年オリンピックまでの道と題した記事は、良く読んでもらっています。

専門家とまで言い切れませんが、若干詳しい空手について更に真面目に書いてみたいと思います。

 

この種目の日本代表候補となりうる選手を数名紹介していきたいと思います。

空手競技の中の「伝統空手」に限らせてもらいます。

 

なお、著作権等の関係で具体的な顔入りの紹介ではなく、文書メインの紹介と、埋め込み自由の動画などを使用して紹介していきたいと思います。

 

空手に興味がある、だけど詳しくない方に、今の日本選手の勢力構成や、成長目覚しい選手をお伝えできればと思います。

 

形競技男子

 

形は「突き」や「蹴り」の正確さを競うとともに、想定される外敵に対しての有効的な攻撃、そして守りの技を表現して競い合うもの。

ただ、力強さ・スピード・正確さを競い合うだけでなく、フィギュアスケートやシンクロナイズドスイミングなどにも使われるような表現力も一つの技として見られる。

 

喜友名 諒(きゆな・りょう・沖縄県)

 

オリンピック時:31歳。

空手発祥の地としても有名な沖縄県の名手で日本空手界不動のスター。。

パワー・スピード・経験申し分なく、現役を続ければ間違いなく候補となる。

 

顕著なのは、「表現力」。

危機迫るような表情は、仮設された外敵との攻防を見事に再現されていて、見るものを惹きつける。

 

戦績:全日本選手権6連覇・国体3連覇・2014世界選手権金メダルなど。

動画も是非ご覧ください。

 

新馬場 一世(しんばば・いっせい・兵庫県)

 

オリンピック時:32歳。

動画でもお分かり頂いただろうが、上記で紹介した喜友名選手と毎年全日本選手権で戦いあっているライバル的存在。

年代も近く、空手界では有名な選手。

 

オリンピック開催時は、脂の乗った31歳。

形競技は年を重ねることで、その人の「味」が表現されてくることもまた面白い。

 

技のキレは国内屈指のレベル。

喜友名選手と同様、観客を惹きつけることができる選手。

 

主な戦績:全日本実業団選手県大会優勝・国体優勝など。

動画は2017nenn no

全日本選手権のスーパーリンペイ。

 

林田 至史(はやしだ・ちかし・長崎県)

 

オリンピック時:28歳。

帝京大学在籍時に全日本学生を圧倒的な実力で制覇した選手。

2016年7月現在、日本代表の団体形強化選手として選出されているが、個人の才能も素晴らしい。

 

非常に難しくもあり、見ごたえのある「ガンカク」は得意形。

今後の成長や展開に大いに期待したい。

 

主な戦績:全日本学生優勝など。

動画は本一将選手とのもの。

 

堀庭 裕平(ほりば・ゆうへい・兵庫県)

 

オリンピック時:25歳。

神戸大学に在籍していた。

全日本強化選手にも指定されており、将来に大きな期待を寄せられている選手。

正確さに長け、キレがあり、伸び代もあるであろう逸材。

動画の形はパープーレン。

 

久保 弘樹(くぼ・ひろき・大阪府)

 

オリンピック時:27歳。

名門、京都産業大学に在籍していた。

全日本学生では、優勝を果たし実力を証明した。

上背は高くはないがコンパクトで、キレのある形を打ち安定感もある。

 

動画もご覧ください。

 

その他有望な選手

 

・西山 走 (大分消防局)

・山中 望未(立教大学)

・本 一将 (株式会社AGP)

・杉野 拓海 (皆思道場) 

形競技女子

 

清水 希容(しみず・きよう・大阪府)

 

オリンピック時:28歳。

近年、全日本選手権などでも優勝を重ねるなど、名実ともに日本ナンバーワンの呼び声が高い形選手。

オリンピックポスターなどのモデルにも採用されるなど、実力×美の部分でも人気。

 

形は、スピード感・キレがありながら安定感も抜群で、迫真の演技力も見もの。

更に年を重ねることによって、磨きがかかることでしょう。

 

主な戦績は、全日本選手権6連覇、世界選手権優勝などその他多数。

動画は2018年の全日本選手権の模様。

形は知花公相君(チバナクーサンク)という新たな形に挑戦。

 

宇海 水稀(うがい・みずき・長野県)

 

オリンピック時:23歳。

2020年になる頃には、勢力図も変わってくることは間違いない。

宇海選手は、2016には日本航空高校に在籍し、なんとインターハイ3連覇という偉業を成し遂げており、誰もその勢いを止めることができなかった。

 

とてもその年齢には思えない、力強さやキレを持っている。

力の伝え形、緩急も10代には見えないほどの貫禄を見せており、現在の10代では最もオリンピック出場の期待が持てる選手。

 

動画は2018年の全日本学生決勝戦の模様です。

形はパープーレン。

 

大野 ひかる(おおの・ひかる・大分県)

 

オリンピック時:29歳。

大野選手は万能型で、形も組手も日本でも上位に入るような実力者。

小柄ながら、キレのある技は観客の視線を惹きつける。

 

動画の形はスーパーリンペイ。

 

清水 那月(しみず・なつき・群馬県)

 

オリンピック時:23歳。

若手期待のホープで最も勢いのある期待の選手の1人。

 

世界大会・東アジア大会・アジア大会と立て続けに制覇をしている実力者。

上背もあり、容姿端麗な実力者。

2018年の全日本学生選手権では、この年代ではトップに君臨していた宇海 水稀選手を撃破した。

 

伸びしろナンバーワンの逸材。

動画はKARATE FISU 2018の優勝時のアーナン大。

礼などの、形以外の所作にも注目ください。

 

石橋 咲織(いしばし・さおり・神奈川県)

 

オリンピック時:21歳。

日本女子の若手有望株の一人。

高校生ながら出場したっ2017年の全日本選手権では堂々の5位入賞。

トップ選手相手にも引けを取らないキレの良さと強い技で、実力も著しく上昇している。

 

動画は全日本学生決勝のエンピ。

 

その他の有望な選手

 

・岩本 衣美里 (クリーンコーポレーション)

・尾野 真歩 (慶應義塾大学)

・清和田 雅美 (キッコーマン)

・佐尾 瑠衣花 (京都産業大学)

※天才空手少女でお馴染みの「高野万優」ちゃんですが、オリンピック時は15歳。

年齢が若すぎてどのようになるのかわかりません。

 

男子組手競技

 

組手は、剣道やフェイシングのように、一瞬の技の掛け合いからポイントを取る。

緊張感のある競技です。

スピードや、パワーも大事ではありますが、ゲームの中の駆け引きも重要なポイントとなります。

組手競技は体重別の試合が行われますが、体重別の選手紹介ではなくポイントを絞った紹介とさせてもらいます。

 

荒賀 龍太郎(あらが・りゅうたろう・京都府)

 

オリンピック時:31歳。

荒賀選手は、組手JAPANの最有力候補だろう。

さまざまな番組の特集にも出演経歴もあり、実績も豊富。

 

今までの日本代表ではいなかった、圧倒的スピードの持ち主。

背も184センチもあり、リーチの長い手足から、高速の技が展開される。

主な戦績は全日本選手権制覇など多数。

 

動画はアジアンゲームズの模様。

 

篠原 浩人(しのはら・ひろと・大阪府)

 

オリンピック時:32歳。

2015年の全日本選手権では、荒賀に次いで準優勝という結果。

体は大きくないものの、技術において高いレベルを持つ。

 

オリンピック時にはベテランの域だが、強さと賢さが融合するだろう。

動画は、荒賀選手との一戦。

 

西村 拳(にしむら・けん・福岡県)

 

オリンピック時:25歳。

組手の名門、近畿大学に在籍していた。

アジア選手権や、全日本学生選手権優勝など多くの成果を残してきた。

 

リーチも長く、ルックスも良い!スター性のある選手。

今や世界的組手スター、ラファエルアガイエフの天敵ともなっている。

動画は、関西学生選手権の模様。

情熱大陸にも出演しました。

 

船橋 真道(ふなばし・まさみち・大阪府)

 

オリンピック時:26歳。

西村選手と同様、近畿大学に在籍する選手。

2016年の全日本学生では、西村選手を撃破し初の栄冠に!

着実に実力を伸ばしている。

 

動画はその全日本学生の模様。

 

渡邊 大輔(わたなべ・だいすけ・東京都)

 

オリンピック時:31歳。

帝京大学出身の苦労人。

2017年には全日本選手権で、大本命の荒賀龍太郎選手を抑えて、初の栄冠に輝いた。

経験値では現役選手トップクラス。

 

その経験を生かし、今後どのような活躍をするのかが楽しみ。

動画は松濤連盟全国大会決勝の模様。

 

その他の有望選手

 

・森 優太 (日本体育大学)

・崎山 優成(近畿大学工学部) 

・中野 壮一朗 (帝京大学)

・香川 幸允 (テアトルアカデミー)

・梶村 侑哉 (近畿大学工学部)

 

女子組手競技

 

植草 歩(うえくさ・あゆみ・千葉県)

 

オリンピック時:29歳。

情熱大陸出演でも話題になった植草選手。

オリンピック出場大本命。

体も大きく、パワーも強い。

戦績は、世界学生チャンピオンや、全日本選手権制覇など多数。

 

動画は、2017年の全日本選手権決勝の模様。最後に劇的な幕切れが・・・。

 

山田 沙羅(やまだ・さら・東京都)

 

オリンピック時:27歳。

大正大学出身の選手。

スピード・判断力優れた組手をする賢い選手。

主要大会では、たくさん上位に食い込む安定感ある選手でもある。

 

動画は2016年の全日本学生の模様。7:00よりスタート。

 

染谷 香予(そめや・かよ・茨城県)

 

オリンピック時:28歳。

植草選手ともこれまで、全日本選手権などででシーソーゲームを繰り広げた名手。

攻撃性溢れる組手は多くの人を魅了する。

 

宮原 美穂(みやはら・みほ・福岡県)

 

オリンピック時:25歳。

植草選手と同じ帝京大学出身。

非常に小柄な体型なのに、相手の懐に潜り込むスピードは世界レベル。

国内屈指の超攻撃的組手を披露します。

 

空飛ぶ組手と言ってもいいような、ダイナミックな組手が持ち味。

動画は染谷選手のとの対戦動画をご覧ください。

 

その他の有望選手

 

※カッコ内は過去の経歴の場合があります。

・川村 菜摘(警視庁警察学校)

・東海 志保(同志社大学)

・齊藤 綾夏(近畿大学)

・染谷 真有美(茨城県職員)

・杉本 りさ(駒澤大学) 

まとめ

 

上記でも書きましたが、年も経てば勢力図は大きく変わるでしょう。

その中で、現在の実績と将来性を考慮したメンバーを考えました。

これから新たに台頭してくる選手も楽しみですね!

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