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【東京オリンピック2020ハイライト】印象に残った選手ランキング

2021年7月23日から8月8日までの期間で熱戦が繰り広げられた東京オリンピック。

国別メダル数では、アメリカ・中国に継ぐ世界3位というこれまでの日本のメダル記録を17個も上回るメダル数となった。

 

そんな中たくさんの競技がなされ、たくさんのメダルが取れたという事は、それに比例するようなドラマがありました。

このブログでは武道を中心としたスポーツを題材に記事を書いていますが、筆者はスポーツ全般大好きであらゆる競技をチェックしています。

そんな筆者がオリンピックで印象に残った日本選手団のランキングベスト20を発表していきたいと思います。あなたの印象に残った選手は入っていますか?

是非ご覧ください。

 

20位 玉井 陸斗/高飛び込み

玉井 陸斗

玉井 陸斗

高飛び込み競技は知識がかなり浅いが玉井選手の名は前から知名度があったので知っていた。若いのは知っていたがまだ14歳だったとは。今大会では7位入賞と素晴らしい結果を挙げ次のパリ大会へつながる技を見せた。パリ大会でもまだ17歳とかなり若い。近い将来玉井選手の飛び込みが世界を席巻する日が来るかもしれない。

19位 堀米 雄斗/スケートボード

堀米 雄斗

堀米 雄斗

初採用となったスケートボードではこの世界で有名で旬な堀込選手が偉業をやってのけた。拠点はアメリカで若くして本場を経験しながら実力をつけてきた苦労人。予選では6位発進だったが見事に大舞台での強さを見せた。

18位 五十嵐 カノア/サーフィン

五十嵐 カノア

五十嵐 カノア

アメリカで生まれ日本国籍でサーフィン競技に出場。180センチの身長とルックスも良く決勝ではブラジルの強敵相手に堂々たるライドを披露。悔しさはあったはずだが五十嵐選手の頑張りに胸打たれた人も多かったはず。言語は5ヶ国語話せて性格も素直で可愛らしい若者。オリンピックが終わってもすぐに海に行ってサーフィンがしたいと語る純粋なプレーヤーだった。

 

17位 三浦 龍司/陸上

三浦 龍司

三浦 龍司

陸上男子3000m障害で日本人初の7位入賞を果たした。国内ではかなり際立った結果を出し続けていただけに楽しみなレースだった。日本人男子の障害レースで生きているうちにこのような結果を出す選手が現れるなんて思っても見なかった。三浦選手は涼しい顔でどんどん他の選手をブチ抜いて試合を作るところが印象的で大好きです。あの表情を見てるとまだまだ記録を出すのではないかと期待してしまいます。

16位 須崎 優衣/レスリング

須崎 優衣

須崎 優衣

フリースタイル50kg級で金メダル獲得。決勝では10-0という圧倒的なスコアで相手を撃破。他の試合も含めて全試合テクニカルフォール勝ちの失点無しと、追随を許さぬ勝利だった。あまりに強過ぎる結果に今後もこの階級は須崎選手で安泰だな。と思わせてくれた。これまで伊調馨選手や吉田沙保里でもこのような戦いぶりはあったかな。

15位 橋本 大輝/体操

橋本 大輝

橋本 大輝

体操の男子個人総合と種目別鉄棒において日本男子唯一の2つの金メダルを獲得。日本が誇るレジェンド「内村航平」の跡を継ぎ、これからの日本体操界の未来を作るために大きく名を広めた。若干20歳の快挙でありこれからも長く日本体操界も安泰かと思わせてくれた。

14位 稲見 萌寧/ゴルフ

稲見 萌寧

稲見 萌寧

大会前にあった松山英樹選手のマスターズ制覇など日本のゴルフ選手はかなり世界で戦える選手が増えたように思えてきた矢先に、女子ゴルフ競技において銀メダルを獲得。第1ラウンドの16位から着実に順位を上げ最終的には2位までに。確実にそして安定した彼女のゴルフが結果を出した瞬間だった。

13位 甲斐 拓也/野球

甲斐 拓也

甲斐 拓也

ソフトバンクホークスに所属し、野球日本代表(侍ジャパン)を金メダルに導いたキャッチャー。オープニングラウンドではメキシコ相手に4打数3安打と大暴れ。大会打率もチームトップを記録。甲斐テレフォンと言い、ブルペンで控えるピッチャーに対し打線の特徴を事前に伝えるという根回しをするなどチームの勝利のために細かい配慮も多かった。170センチの身長と小柄ながらも存在感の大きさはとても大きく個人的な野球日本代表のMVPに推したい。

 

12位 池江 璃花子競泳

池江 璃花子

池江 璃花子

競泳400mメドレーリレーで8位2019年の2月に白血病であることを公表。辛くそして辛い日々を乗り越え、たった2年でオリンピックメンバーに選ばれ決勝の舞台で泳ぐまでに回復。未だ全盛期には及ばないが、日本だけでなく世界に池江選手の人間としての強さを証明した。諦めないことの大切さを多くの人に伝え勇気を与えた事はメダル以上の価値があると思える。

11位 渡辺 勇大・東野 有紗/バドミントン

渡辺勇大

渡辺 勇大

東野 有紗

東野 有紗

混合ダブルスで日本勢初の銅メダル獲得。福島県出身の2人は中学時代からペアを組む息のあったコンビ。震災も経験するなど辛い思いもたくさんしてきた苦労人。地道にそして直向きにバドミントンと向き合ってきた2人の結果が偉大なる銅メダルという結果を引き寄せた。互いの人生ストーリーも見えていたので勝利を決めた瞬間は目頭が熱くなった。

10位 田中 希実/陸上

田中 希実

田中 希実

陸上女子代表で1500mで25年ぶりに8位入賞の快挙達成。準決勝では先頭集団を牽引し日本記録を更新。これまで陸上競技の女子では観たことのないような試合展開に驚いた。また田中選手は他国選手の比較しても明らかに小柄。その分、足の回転を早めねば勝てないという中、素晴らしいスピリットを見せて栄光を勝ち取った。

9位 大野 将平/柔道

大野 将平

大野 将平

柔道日本代表の看板選手で個人73キロ級で金、団体で銀を獲得。日本屈指の卓越した技術と安定感で勝利を重ねた。印象的なのは試合後のインタビュー。少しばかりヤンチャそうな風貌に見えるが、大野選手は正真正銘の柔道家。受け答えが大人で自らを「私」と名乗る。これぞ日本男児と思わせる堂々ぶりだった。大会通じても柔道チームの精神的支柱になったのではないかと思わせた。

 

8位 阿部 一二三/柔道

阿部 一二三

阿部 一二三

阿部詩選手と兄弟で金メダルを勝ち取る快挙達成。試合展開も終始安定しており実力でも世界ナンバーワン間違い無しの内容だった。金メダルを勝ち取った後も、詩選手とは対照的で表情一つ崩さず堂々とした佇まいだったことも日本の柔道家らしくカッコ良かった。思い返したのが2020年末、日本代表を決める選手選考の際の丸山城志郎との24分間の激闘。あの試合を乗り越えた阿部選手は丸山選手のためにも絶対負けられない思いがあっ金だろう。仮に丸山選手が選ばれてもきっと銀メダルを獲得しただろうという思いにさせられた。

7位 水谷 隼/卓球

水谷 隼

水谷 隼

伊藤美誠選手と混合ダブルス決勝で中国ペアを破り日本卓球界悲願の金メダルを獲得。また男子団体でも銅メダルを獲得するなど、話題になった卓球代表の中心人物。今回のオリンピックを最後に自身の目の不調も理由の一つとし競技生活の引退を決意。日本卓球界にただならぬ功績を残した。卓越した成績を残せることもすごいが「試合中はノーパン宣言」などいろんな意味で人々の記憶にも残った憎めない存在。

6位 久保 建英/サッカー

久保 建英

久保 建英

大会3ゴールを挙げ、日本のベスト4に大きく貢献。若干19歳ながらも責任感が強く「俺がチームを勝たせる」と豪語したほど。その責任感やのし掛かる重圧もあってか、メキシコとの3位決定戦で敗れた後は大きく泣き崩れた。印象的だったのは、試合後のインタビューで「ゴールを奪う姿勢は伝わってきました」との言葉に対し「そんな物は何にもならない」と返しました。幼い頃からスペインで勝者のメンタリティを学んできた久保選手は、命をかけサッカーをしてきて、何事も結果が全てだと強く理解していたからこその言葉なんだろうと、これまでの経験と背負ってきたものの大きさを伺い知り感服しました。

5位 大橋 悠依/水泳

大橋 悠依

大橋 悠依

200mと400mの個人メドレーで共に金メダル。今回の日本女子選手団の中で唯一金メダル2つを獲得する快挙を成し得た。金メダルの獲得はオリンピック期間の序盤ということで国民の記憶に鮮烈に残った。200m予選・準決では首位通過していなかっただけに決勝での逆転劇は凄すぎるものがあった!

 

4位 大迫 /マラソン

大迫 傑

大迫 傑

男子マラソンで日本勢9年ぶりの入賞で6位となった試合の直前に8月8日のレースを現役最後のレースとすると宣言個人的には独自の世界観を持っている個性的な選手だなと兼ねてから思っていた今回の素晴らしいレースを通じて実力は勿論、考えている事、マラソンに対する強い情熱を感じ、今後指導者の立場として若い人材を育成していくんだなと安堵の気持ちにもなった。それにしてもビジュアル的にも今大会1番カッコいい選手だなと思った。

3位 喜友名 諒/空手

喜友名 諒

喜友名 諒

正座

最初で最後とも言われる空手競技で、世界中に沖縄空手の真髄を披露した。同選手の形は他の選手と比較しても別格。師となる佐久本師範の元で15歳から365日休むことなく鍛錬を重ねた結果が表れた。これを契機に習い事で空手を始める子供・大人が増えたという。

2位 伊藤 美誠/卓球

伊藤 美誠

伊藤 美誠

水谷隼選手と組んだ混合ダブルスで中国を破る大金星で悲願の金メダル獲得。女子団体では銀メダル。個人シングルスでは銅メダル獲得と日本選手団で唯一全ての色のメダルを獲得して東京オリンピックのメダルコレクターともなった。今後、卓球王国中国を倒すためにはやはり彼女無しではなし得ないと思える戦いぶりだった。個人的には試合中のクールでどこかしら機嫌悪いの?と思えてしまうような集中した表情が大好きです。

1位 上野 由岐子/ソフトボール

上野 由岐子

上野 由岐子

39歳にして日本代表の柱。13年ぶりにオリンピックで開催されたソフトボールで日本に金メダルをもたらしたピッチャー。ベテランらしい卓越した技術もさる事ながら、精神的にもチームの支えとなり決勝の舞台ではアメリカを無失点に抑えた。そのパフォーマンスは全盛期の若手選手を凌ぐほど。スポーツの世界のベテランプレーヤーにも勇気や夢を与えることにもなった。また優勝時の宇津木監督との抱擁は心を撃つものがあった。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

これほどまで多くのメダルを獲得したのでまだまだ語りたい選手は沢山います。

本文では触れれなかった「フェンシング エペ団体」の金メダル。「女子バスケットボール」では初の銀メダルなど挙げればキリがないですが、この夏の世界的な祭典は、ほぼ無観客という中ではあったけど盛り上がりを見せ、人々の記憶に残ったと思います。

やっぱりスポーツはいいな。

そのように思わせてくれた東京オリンピックでした。

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