ビジネスにおいてもスポーツにおいても「メンタルの弱さ」は人により重い悩みになることがあります。
誰しもメンタルは強くありたい!メンタル強い人が羨ましいと思うでしょう。
このように世の中には自分はメンタルが弱いと思う人が多いのです。
→ビジネスでは上司に注意されたり、商談が上手くいかないとこの世の終わりのように落ち込んでしまう。
→スポーツでは指導者の言葉にショックを受けたり、対戦相手に気持ち負けしたり。
正直メンタルの弱さは仕事・スポーツだけでなく、健康的に見ても良いことがありません。
経験上、メンタルの弱い人には特徴があり、その弱さが故に病気を引き起こす人もいるほど。
そんなウィークポイントがメンタル面だという人の特徴や解決策を書いていきます。
もくじ(タップするとジャンプします)
メンタルが弱いと思っている人は弱い
まず最初に、自分のメンタルが弱いと思っている人は総じて弱い傾向にあります。
「私はメンタル弱いので・・・」と言葉を発している人は自分自身に「メンタルが弱くなる」暗示をかけているのです。
まずメンタルを強くしたいという人は、「自分のことをネガティブに表現しないこと」が最重要です。
上記でも述べたように、自分のことをネガティブに表現することは、そのネガティブな要素になるように自分が自分に暗示をかけていると言っても過言ではありません。
ではどうしたらいいか?・・・ネガティブな表現はしない。ポジティブな表現をする。と言ったことで解決できます。
自分のことを弱く見せようとする人間心理があったり、強くもないのにメンタルを強そうにしてもなぁ・・・と考える人は多かったりしますが、それだと自分自身が弱いままです。
サッカーの本田圭佑選手が弱気な発言をしたことがあったでしょうか・・・?
誰しも人間なので不安や恐怖はついて回るものだが、それを隠して表現しないのも強くあるための秘訣です。
まずメンタルの弱さを脱却したい人はファーストステップとして「自分自身をマイナスに表現しないこと」を頭に入れて行動していきましょう。
分かりやすくいうと「ポジティブな表現をしていこう」ということです。
👉コレはハッタリで良いのです!強いフリをしていくことで自分の気持ちやスタンスも変わりやすくなります。
メンタルの弱い原因は思い込みがほとんど
メンタルが弱い人の多くは「自分自身のメンタルが弱いと思い込んでいる」ケースが多いのです。
どういうことかというと、人間は思い込みや価値観、考え方のクセの影響で悪い結果を導き出す傾向が強いのです。
- 天気が雨だとやる気が出ない
- 人に見られると実力を発揮できない
- 強めに言われると萎縮してしまう
- 試合で相手の気持ちに勝てない
・・・など挙げ出すとキリがありません。
これらのことは不確かなことで、事実ではありません。
自分がこれまでの人生を歩んできて、経験してきた出来事で学んだことに関連しています。
天気が雨だとやる気が出ないのは単に自分の心の持ち方の問題で、雨でもモチベーションを上げることができる人はいます。(室内室外問わず)
人に見られると実力を発揮できないということも思い込みで、普段やることを人前でやれば良いだけです。見られることによる緊張感で過剰に自分が反応しているだけです。(緊張は誰にでもある人間の反応です)
強めに言われると萎縮してしまうのは、自分自身の考え方のクセです。(強めに言われて奮起できる人もいます)
試合で相手の気持ちに勝てないというのも思い込みで、相手側も自分の気持ちは弱いと思っている可能性だってあります。(事実ではなく自分の気持ちは弱いと思っているだけ)
このように自分自身の思い込みがマイナスになればなるほど、目指そうとしている結果が得られる可能性が下がります。
思い込みが多い人の有効な改善策
ではこのように悪い思い込みが多い人はどうしたら良いか?
答えは発想の転換をすることです。
人間は自分のこれから得る結果を受け止める際に下記のような公式に当てはまる反応を起こすことが多いです。
→ ①「これまでの人生経験」×②「起こった出来事」×③「自分の反応」=④「得た結果」となります。
得た結果に対して変えられないことは、「これまでの人生経験」と「起こった出来事」です。
変えることができるのは「自分の反応」です。
怒られたことに対して
①「一生懸命練習してきた」×②「監督にこっぴどく叱られた」×③「やる気がなくなった」=④「???」
①「一生懸命練習してきた」×②「監督にこっぴどく叱られた」×③「監督の思いに奮起した」=④「???」
↑のように、まるで違う「自分の反応」があれば、双方の「得た結果」も大きく変わるでしょう。
自分の反応がマイナスの反応になれば、得る結果はマイナスになり、自分の反応がプラスの反応になれば得る結果はプラスになりやすいのです。
要は、受けた出来事をプラスの発想にすれば良いのです。
この習慣をつけていくことで、打たれ強い、メンタルの強い人間に成長していくでしょう。
芸人のノンスタイルの井上さんのようなイメージです。(笑)
一つのことを気にしすぎる人はメンタル弱い
とある出来事をいつまでも気にしている人もメンタルが弱い傾向があります。
良い風にいうならば、一般的に言う「心優しい人」や「いい人」がこの傾向に当てはまりやすいです。
どうしても人間であれば、一つの出来事に対して「気にする」ことは何度もあります。
気にするということは悪いことではないですが、アスリートやビジネスマンであれば本来集中しなければいけない所に100%の集中力をかけられない可能性が出てきます。
誰しも後々気づくのですが、気にしても解決法はなかったりするのです。
解決法があったら、深く気にするより先に解決しているはずです。
起きた出来事は変えられません。
それに対する自分の反応が「深く気にする」ということであるならば、ある程度悩んで考えて効果的な解決法が出てこなければ気にすることをやめるという選択肢を持つことも重要です。
要は切り替える力。
これが強ければ、一つのことに執着して考え続け、非効率な時間を過ごすことを回避できます。
考えること、気にすることは悪いことではありません。
言うならば人間らしい行動です。
だが、多くの場合は解決法が出ず、考えるだけ無駄だった・・・と思う人も少なくありません。
それなら、一定量考えたらスパッと気にかけることをやめると効率の良い時間を過ごすことができるでしょう。
練習不足・経験不足はメンタル弱くなりがち
アスリートにおいてもビジネスにおいても練習・経験が不足している人はメンタルが悪くなりがちです。
メンタルは人間の「自信」の部分にも関連しています。
自分の得意な種目や、自分の専門にしている仕事であれば「練習量」や「経験値」が多く高いのでメンタリティ的にも強くいることができます。
誰しも自分の得意な部分では強い気持ちになれるでしょう。
と言うように、自分の「自信」と「メンタル」はイコールの関係性になりやすいのです。
アスリートであれば、反復練習で後悔しないようにきっちり練習することで自信がつく。
仕事であれば、もっと経験を積んでもっと深く勉強する。
これによって、経験から生まれる自信がつき、メンタリティも強くあることができます。
何事も中途半端だと、いざという時自分のメンタリティの弱さに嫌気が差すこともあるかもしれません。
自分自身に都合の良い人間になれ
色々書きましたが、一番メンタルの弱い人で強い傾向があるのが「思い込み」の部分です。
結局のところメンタルが強くあるかどうかは「自分次第」なのです。
起きた出来事に対して「都合よい反応」を自分自身が起こせれば、そこから生まれる結果は良いものになりやすいです。
また、ポジティブな声を発することに気をつけましょう。
自分の口から発する言葉は常に自分の耳に届き、自分に影響を与え続けています。
だからこそネガティブな言葉をかけ続けるのではなく、ポジティブな言葉の方が健全なのです。
自分を変えることができるのは自分だけです。
これからもメンタルが強いあなたを応援しています!