特に高校生の部活の中では「丸刈り(坊主)」が義務付けられているクラブが多い。
もちろん確固たる決まりではなく、部の中でルールとして決定されているのものである。
特に丸刈りとしてイメージの強い部活は「野球部」であるが、現代の部活では【脱丸刈り】と称して、坊主のヘアスタイルをルールの中から排除するクラブも出てきているようだ。
高校野球では、MLBエンゼルスの大谷翔平選手も出身の花巻東高校が脱坊主化を図った。
部活の中の髪型について議論する部分も現代にはあるようだが、果たしてどちらがより正しく、成果を挙げることができるのか?
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坊主にするメリット
坊主にすることは特に日本中の野球部の中では「あたりまえ」のようにルール化されてきた。
もちろん坊主化されていない学校もあるが、甲子園に来るような強豪チームはあたりまえのように「坊主スタイル」だ。
やはり坊主の学校は強いのか?強い学校は坊主にしているのか?
以下に坊主で得られるであろうメリットを記載する。
- チームの中での一体感を作る
- ヘアスタイルの乱れを気にしなくて良い
- 多少動きやすい
- 髪が何かに絡まるなどのトラブルがない
- 伝統を守る
- 若者らしく爽やかに見える
- 余計なものに意識を向けにくくなる
というようにいくつかのメリットがあります。
プロアスリートの中でも特に海外では坊主スタイルで競技をしている選手がたくさんいます。
無駄なものは排除するという考えのもとで、坊主にすることは厳密に言えば軽量化にも繋がり体を動かすといった意味ではアスリートにとってプラスに働くような気がします。
坊主にしないメリット
一方坊主にしなく、自由なヘアスタイルにして良い(清潔に)という場合にはどんなメリットがあるだろうか?
- 選手の多少のモチベーションアップ
- 個性を生み出しやすくなる
- 身だしなみに気を使うようになる
- 大人っぽく見える
というようなメリットが出てくるでしょう。
モチベーションに関しては、自分の好みでヘアスタイルが作れるから。
清潔に髪を伸ばすことが可能になれば、坊主以上に自分の身だしなみに気を配るようになるでしょう。
特に坊主にしない場合のデメリットとしては、髪の毛に意識が向きやすいということ。
髪があることにより、自分のヘアスタイルを機にする人もいるでしょうし、髪に触れたりする場面も増えるでしょう。
これらは本来競技をする上で不必要なことですので、デメリットになるでしょう。
「坊主」=「気合い」は古びた精神論
気合いを入れるために坊主にした・・・なんてケースも時にありますが、
坊主にした=気合いが入るという方程式はありません。
坊主にしたから気合いが入るというのは科学的にも何のエビデンスもありませんし、坊主じゃなくても気合いを入れることは十分可能です。
また違う視点で言うならば、
坊主にした=強くなるという因果関係もありません。
競技の中で、坊主をすることで直接的に実力が上がるということはありません。
直接的に坊主=強くなると言うことではなくて、
坊主にすることで体が軽くなり、結果強くなりましたと言うケースはあるかもしれませんね。
坊主にする意味・意図
坊主にすることで最もプラスに働くことは集中力であると考えます。
髪を気にしないことで、目の前の競技に集中できることは明らかでしょう。
また、スポーツの中で坊主にすることは高校生らしい・爽やかなど世間の持つイメージも強いです。
上記で述べたように伝統を守る意味合いもあると思われます。
坊主は、長きにわたり先輩たちが作り上げてきた「伝統」でもあります。
その方達への敬意・リスペクトの念も込めたものでもあると考えます。
坊主は意味のあるもの
筆者である私は、当初坊主は意味のないものという考えのもと記事を書いていましたが、よく考えていくと坊主は意味のあるものだなぁと考えるようになりました。
坊主は直接結果に結びつくようなヘアスタイルではないものの、その部活が持つ伝統や、生徒の集中力のことを考えるならば少なからず意味のあるものだと考えています。
ただし、何度も言うように坊主=強くなるということにはなりません。
髪を伸ばすことでも同様に集中力を保つことができて、坊主にする伝統のないクラブであれば坊主にする必要はないでしょう。
結局、坊主にするかどうかはその部の監督が決めていくことです。
上記は過去に考えていましたが間違いです。
個人的にもスポーツ部の内部に関わることもしましたが、基本的には坊主にするかどうかは「部則」として在籍する生徒(選手)決めていくものが主流となるでしょう。
中にはルールとして決めたことを遵守しなかった時に適用される「罰則」として坊主があるかもしれません。
このような部則は監督らが決定するものではなく選手ら決定していくという考えです。
部の伝統だから坊主にしているという人も居るように、部の中で決まっているかのように坊主化がされているチームは、坊主化を脱したくても伝統やこれまでの歴史の流れで変えれない…といった風潮があるかもしれません。
個人的には坊主化は反対ですが、その本人たちが好きでしているならば良く、坊主にしなければいけない風潮が残っているのであれば、変えることのできる選択肢はあって良いと思っています。
>坊主にするかどうかはその部の監督が決めていくことです。
決定的に間違っている。
坊主にするかどうかを決めるのは、監督や顧問ではなく、選手である生徒一人一人が決めること。
ありがとうございます。決定的に間違っています。月日がかなり経ち自分の経験から合わせて記事を追記しました。
全くもって馬鹿げている。
坊主だと集中力が上がる?
ホント馬鹿じゃないか(笑)
坊主じゃなくても集中できる奴は坊主にする意味はないし、坊主じゃなきゃ集中できない奴だけが坊主にすればよい。
坊主が伝統?そういうのは伝統ではなくて、単なる悪しき習慣って言うの(笑)
で、坊主かどうかは監督が決める?
ちゃんちゃらおかしいね。自分の髪型は自分で決めればよい。人にとやかく言われることじゃない!